Ha pasado más de una semana desde que las ahora tristemente célebres imágenes del ex ministro de finanzas japonés Shōichi Nakagawa [Ing] balbuceando, durante un discurso de 20 minutos en el encuentro del G7 en Roma, fueran noticia mundial [Ing] y llegaran a la cima de los videos más vistos en YouTube. Aunque al comienzo Nakagawa atribuyó su comportamiento a la ingesta de medicamentos para el resfriado [Ing], el director de la oficina internacional del ministerio de finanzas, Rintarō Tamaki, revelaría [ja] más adelante que el ex ministro había estado tomando vino con algunas periodistas antes de su aparición (aunque sólo “probándolo con los labios” según ciertas versiones de prensa [Ing]); notas posteriores dando cuenta que Nakagawa también exhibió malos modales en una visita al Vaticano [Ing] solo le echarían más leña al fuego.

La posterior renuncia de Nakagawa y su reemplazo por Kaoru Yosano no detuvieron la lluvia de comentarios en blogs y en foros. Mientras tanto, la industra de los videojuegos aprovechó la oportunidad y desarrolló un juego para teléfonos móviles [Ing] en el que los usuarios ganan puntos por hacer que el ministro responda preguntas en la rueda de prensa a fin de aumentar su porcentaje de aprobación.

Como hay miles de entradas de blogs sobre el caso Nakagawa en la blogosfera japonesa, lo mejor que puedo hacer es presentar una pequeña muestra. Un punto de vista interesante es el del bloguero Naoto Yamamoto (山本直人), quien ve el comportamiento de Nakagawa en la rueda de prensa [ja] como una oportunidad de decirle al mundo que los japoneses son humanos. Yamamoto escribe:

中川昭一は、もはや日本を代表する「グレート・コミュニケーター」と言ってもいいのではないだろうか。

彼の記者会見が問題なのは「飲酒疑惑」とか「しどろもどろ」とか、そういう水準のものではない。

ネタとしてあまりにも「面白すぎる」ということにある。

Los problemas [ocurridos] en la rueda de prensa [donde respondió algunas preguntas] no deben juzgarse al nivel de “sospechas de intoxicación etílica” o de cuán “incoherente” estuvo.

Por el contrario, el punto es que, como tema, ¡todo el asunto fue divertidísimo!

しかも、表情も言葉も動画的だ。そしてさらに凄いのは、国境を超えて「面白い」ということだ。

You Tubeでは”Japanese finance minister drunk at G-7”というわけで、他にも結構アップされている。

これは、「グローバルなコミュニケーション」で悩む、マーケターや広告関係者は見習わなくてはいけない。

「日本語だから通じない」という常識を、彼は覆している。とにかく、変なものは変だ。そして、あの眼の危なさ。眼の持つインパクトをあそこまで具現化したケースがあっただろうか。あの鬼気迫るというか幽体離脱したような眼の前では、オバマやヒラリーは「ハリウッド俳優が演じる政治家」にしか見えない。

そして、所作。あらぬ方向を探して、それをサポートしようとする白川総裁のキャラもあいまって、無声映画でも通用するような振る舞いだ。チャップリンやキートンも、こんな演技はできないだろう。

もしかしたら彼はこの記者会見のおかげで大臣の座を棒に振るかもしれない。だが、彼はそうして身を挺して、「グローバルなコミュニケーションのあり方」を私たちに教えてくれたのだ。

あの会見が元で石もて追われるように、政界の中央から去る可能性もある。でも、しばらくしたら「泣いた赤鬼」に出てくる、「青鬼」さんのような人だったことが分かる日かもしれない。

En el blog as subjectively as possible, Tamagawaboat expresa un punto de vista similarmente compasivo:

旧来の日本人は、
人間臭い失敗に対し「人間的な可愛らしさ」を憶えるほど
寛容であったはずだ。
日本人を「無表情で何を考えているか分からない」などといった
「エコノミック・アニマル」的ステレオタイプに嵌った外国の人が、
「日本人も俺たちと同じ人間なんだ」と安心できたのでは？

YouTubeの「中川昭一・Ｇ７」の動画への書き込みを読みながら、そう思った。
しいて言えば「日本の恥を晒した」と評するよりも
「身近で等身大の日本人」を
外国の人は感じていただけたのではないか。

海外のテレビ局のキャスターが中川の真似をしたのも
卑下を意図をしたものではなく、
「ひゃあー、人間臭くて面白れぇ～」と思ったからに他ならないのだ。
それを「日本の恥を晒した」などとヌカす日本人はよほどキンタマが小さい奴だ。
そうは思わないか？なあ、セニョール。

También hubo muchos que criticaron la forma en que los medios nipones cubrieron el encuentro del G7. Spherescape escribe:

何より、G7の会議で、アメリカの保護政策に釘を刺して成果を挙げた中川昭一氏の実績は、ほとんど報道されていません。政治家はその政策と実行内容や成果によって評価されるもので、ハッキリ言って、酒好きかどうか、記者会見で眠くてしょうがなかったかなど、関係ありません。

居眠りが問題なら、仮病による海外要人との会談のキャンセルも同じように問題でしょう。小沢一郎民主党代表には、代表の座から降りていただかないといけませんね。

Finalmente, anaguma se pregunta por qué nadie impidió que Nakagawa hablara en la rueda de prensa [ja] debido a su estado y a sus antecedentes personales con la bebida [Ing]:

まず、中川さんには前歴があった。
この時点で、リスクがある程度把握できたわけです。
（彼の政治家としての能力云々、とは別の次元ですよ）

つまり、この人は一種の病気なんだと。

じゃあどの程度の頻度で深酒をするのか？
どんな条件で何をどれくらい飲むと人前に出せないほど泥酔するのか？
ふるうのは暴言か、暴力か？そもそもそもそも、そんなに酒を飲む理由は？

こういった評価をもとに、対策を検討すべきだったのです。
少なくともこの人を大臣（しかも重要ポスト）に配置した以上、
政府は彼を守るべきだったと私は思います。